2021年8月30日 / 最終更新日時 : 2021年9月16日 hkasumi335@gmail.com 税務 元国税審判官による所得税法のColumn(No.7)-「収入金額」と「総収入金額」 「所得税法は難しい」。本稿では、所得税法上、一見同じことをいっているようで実は微妙に内容が異なる用語を見ていきます。今回は、個人の暦年の経済活動の結果流入する価値である「収入」について検討します。 法人税法の場合、内国法 […]
2021年8月28日 / 最終更新日時 : 2021年9月16日 hkasumi335@gmail.com 税務 元国税審判官による所得税法のColumn(No.6)-「権利確定主義」と「管理支配基準」〈その2〉 「所得税法は難しい」。前回に引き続き、「権利確定主義」と「管理支配基準」関係について検討し、その位置付けについて、筆者なりに整理してみたいと思います。 本稿第5回で取り上げた賃料増額請求事件の最高裁判決では、収入の帰属年 […]
2021年8月26日 / 最終更新日時 : 2021年8月26日 hkasumi335@gmail.com 税務 Profession Journal 《速報解説》「経産省、『デジタル経済下における国際課税研究会』による中間報告書を公表」を投稿しました。 経済産業省は、経済のデジタル化が加速する中、我が国が「投資立国」として持続的に成長を続けるため、国際的な議論を踏まえつつ、内外市場における公平な競争環境を整備し、日本企業の競争力強化及び経済活性化に資する公正な国際課税の […]
2021年8月24日 / 最終更新日時 : 2021年9月16日 hkasumi335@gmail.com 税務 元国税審判官による所得税法のColumn(No.5)-「権利確定主義」と「管理支配基準」 「所得税法は難しい」。収入の帰属について、一律に「権利確定主義」で規律できればそれに越したことはありませんが、事案によっては、「管理支配基準」によって把握せざるを得ないものもあります。今回はこの両者の関係について検討しま […]
2021年8月23日 / 最終更新日時 : 2021年8月23日 hkasumi335@gmail.com 税務 KaikeiZine 公表裁決から学ぶ税務判断のポイント(第28回)に投稿しました。 修繕工事の施工業者が交付した請求書の納品日が事実と異なっていたとしても、請求人が当該修繕工事の完了日を請求書の納品日とする旨を依頼した事実が認められないことから、相手方との通謀による虚偽記載とは認められず、また、故意に事 […]
2021年8月21日 / 最終更新日時 : 2021年8月21日 hkasumi335@gmail.com 税務 月刊『税理』2021年9月号に投稿しました。 事例研究 外国法人から受領する「みなし配当」に関する実務上の諸問題 ~プロラタ計算違法判決を題材として~ というテーマで、月間『税理』2021年9月号に投稿しました。副題にあるように、本稿は本年3月11日に最高裁で最終判 […]
2021年8月20日 / 最終更新日時 : 2021年9月16日 hkasumi335@gmail.com 税務 元国税審判官による所得税法のColumn(No.4)-「権利確定主義」と「実現主義」 「所得税法は難しい」。シリーズ第2回で述べた発生主義は極めて抽象的な概念なため、会計学でも租税法でも「実現主義」という概念が使われます。今回は特に、「権利確定主義」と「実現主義」の対比から、両者の親和性について検討します […]
2021年8月19日 / 最終更新日時 : 2021年9月16日 hkasumi335@gmail.com 税務 元国税審判官による所得税法のColumn(No.3)-「所得」とは何か? 「所得税法は難しい」。前回は、権利確定主義と発生主義について述べましたが、今回は、権利確定主義と実現主義の比較検討に入る前に、そもそも「所得」とは何かについて、歴史的な議論を踏まえ考察いたします。 いわゆる所得の概念には […]
2021年8月16日 / 最終更新日時 : 2021年9月16日 hkasumi335@gmail.com 税務 元国税審判官による所得税法のColumn(No.2)-「権利確定主義」と「発生主義」 「所得税法は難しい」。シリーズ第2弾は、「会計学」vs「租税法」における最重要概念についてです。企業会計から財務・経理の世界に入った筆者の永遠のテーマでもあります。 所得税は暦年を課税対象期間としていますので、収入がどの […]
2021年8月15日 / 最終更新日時 : 2021年9月16日 hkasumi335@gmail.com 税務 元国税審判官による所得税法のColumn(No.1)-「事業」と「業務」 「所得税法は難しい」。筆者は常日頃から所得税法を支える諸概念の奥深さについてそのように感じています。本シリーズでは、所得税法の背後にある基礎的概念・判断枠組み等について紹介いたします。 「事業」という用語と「業務」という […]