丸善出版から『国税審査請求』(共著)を上梓しました。
この度丸善出版より、朝長英樹日本税制研究所代表理事編著による『国税審査請求』が上梓され、管理者も著者の一人として執筆に参加いたしました。本書は、「納税者が国税不服審判所に対して行う審査請求制度を、実務と理論の両面から深く掘り下げた一冊」ということで、丸善出版のHPでは、「審査請求の事例は提出書面等の閲覧等をすることができず、公表される裁決も一部のみであったりするため、実務家や納税者が十分に検討を行い得ないケースが多く、審査請求事案が増加しない主原因ともいえます。そこで本書では、元国税審判官や弁護士ら専門家4名による談論を皮切りに、制度解説、行政不服審査制度との比較、情報開示制度の活用法、そして貴重な審査請求の実例までを網羅。具体的かつ詳細な事案紹介など、他書に例を見ない実務家・納税・研究者必携の内容となっています。 審査請求を『遠いもの』と感じている方にこそ手に取ってほしい、実践的かつ洞察に満ちた解説書です。」(★)と説明されています。管理者は、本書の「第2部 国税不服審制度の解説」を執筆していますが、本書の第1部では、朝長先生を中心に、他の執筆者3名が国税審査請求の制度について忌憚のない議論を戦わせていますので、ぜひ手に取ってご一読いただければ幸いです。